エストニアから届いた手編みのミトン
エストニア熟練の職人による手編みミトンです。
日本ではエンジ色といいますが、ボルドーの美しい赤茶色のミトンです。
丈が25cmあるので手首までしっかりカバーしてくれます。
柄を編み込むことで糸がいくつも重なり、薄いのに目の詰まった暖かいミトンに仕上がっています。
親指の裏側も模様を編んでいます。
両方のミトンの手首に紐があり、結ぶとフックなどに引っ掛けることができます
ふわっとした箇所は飾りで、片方にのみついています。
とても美しい仕上がりで、柔らかく肌触りの良い風合いです。
-北欧とバルト三国-
バルト三国とは、エストニア、ラトビア、リトアニアです。
旧ソ連から独立したバルト三国にはロシアや東欧のイメージを持つ方も多いでしょう。ですが、今ではEUにも加盟し、北欧を含めて北ヨーロッパとされることも。
また、それ以前、エストニアとラトビアはスウェーデンの領土だった時期があり、文化的な影響があると言われています。
位置的にも北欧と近く、フィンランドの首都ヘルシンキからエストニアの首都タリンまで、フェリーに乗って日帰りのデイトリップが楽しめる距離です。
バルト三国はそれぞれ独自の文化を持っていますが、伝統模様や色、木製品、手織り、北欧のハンドクラフトと共通する部分を感じるのは、こうした歴史や地理上のつながりがあるからだと言われています。
指なしミトンの暖かさのワケ
北欧やバルト三国など寒い国では、手袋は指のないタイプのミトンが主流です。
これは、指と指が離れているより、一つの手が一つの袋に入ると効率的にミトンの中の空気が循環し温まるという昔からの知恵なのです。
また、糸の色を変え柄を編み込むことで、裏側で糸が何重にも重なり保温性が増すのです。
それは裏を見れば分かりますが、表の柄で見る場合、編み物は横に一段ずつ編むので、横一段に色の変化(配色糸の使用)があればその糸の分が重なります。逆に言えば、ボーダー(横縞)のように色を変えていても一段が一つの色であればその部分の糸は1本です。つまり小さな柄が全面に編まれているほど暖かいということなのです(1本の糸でもゴム編みのようにふっくら編むテクニックはあります)。
ですが、機能性よりも何よりも、シンプルなミトンだからこそ柄の配置やデザインをあれこれ工夫しながら編むことができ、そんな手仕事を昔の人たちはきっと楽しんで作っていたのだと思います。
サイズ
女性用のMサイズです。
総丈:約25cm
横幅:約9.5cm
色:エンジ色(赤茶)、白
素材:ウール100%
ご注意
※ハンドメイドのためサイズにばらつきがあります。
※PCモニター設定などにより色味が実際と異なる場合があります。
この商品はクリックポスト対象商品です
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