北欧のクリスマス支度の本（スウェーデン語・中古）/Vinterns goda ting

スウェーデンの伝統的なクリスマスについて、人気料理家が書き下ろした本

北欧スウェーデンは、日が沈まない白夜の夏を迎えた後、暗く長く厳しい冬がやってきます。

この厳しい冬を乗り越えるため、暖かいワイン（グルッグ）や、シナモンやクミンなどスパイスの入ったパン、飾りつけなど、冬を楽しく過ごすコツがあるのです。

お菓子も、食後のデザートとは別に、日持ちのするクリスマス菓子を沢山用意します。

この本は、そんなスウェーデンの伝統的な冬の支度、クリスマスの支度について書かれた本です。

冬のレシピ全般
　-お菓子、デザート、パン、肉料理、魚料理、サラダ
　-ホットワインなどのお酒（グルッグ）
　-冬の朝食
　-シュトーレン、サフランパンなどクリスマス定番のもの
冬のりんごを使ったパイやお酒（シードル）など、ほっこりするレシピも。

レシピ以外に
　-プレゼントであげるジャム、それを包むペーパー。
　-クリスマス時期の花やポプリ
　-クリスマスオーナメントやリース作り
など多岐にわたります。
北欧のクリスマスの伝統について、花について、とレシピ本としてだけではなく読み物としての本でもあり、おすすめの良書です。

※北欧のレシピ本は、一般的に写真が少なく、この本でも一品ごとに写真は掲載されていません。
盛り付けや彩りが重要な日本の食卓と、オーブン料理など大皿料理が多い北欧の食卓という文化の違いのためかもしれませんね。

同じ著者による、スウェーデン定番料理のレシピ本もあります。

お菓子の家の作り方、オーナメントの作り方の簡単なページもあります。

20年ほど前に出版された本で、娘のファニーさんと共著。

写真は冬の薄灯りの中で撮影されたものがほとんどです。
お昼を過ぎると薄暗くなる北欧の冬、そのままの雰囲気が伝わってきます。
スウェーデンではお昼を過ぎると早くも日が落ちはじめ、暗くなった午後、この本を手に冬の支度をあれこれ考え楽しくなる、今年のクリスマスのインスピレーションが湧く、といった声が聞かれます。
伝統的な北欧のクリスマスについて知りたい方にはぴったりの一冊です。

著者は、スウェーデンで最も有名な料理家の1人、アンナ・ベリイェンストレム Anna Bergenström。
彼女は、スウェーデンの主要紙Dagens Nyheter（デイリーニュース）に数年にわたり執筆しており、また、彼女の家庭料理本は家に一冊はあると言われるような人気があります。

＜状態について＞

本書は、古本です。カバーのかかったハードカバーです。

全体的な印象としては、「良好・可・古」の三段階でいうと使用感のある「可」です。

カバーに、傷、汚れ、折れ等がみられます。光の反射で細かい傷など見えます。
ほか、目立つ傷は、表紙カバーの下側、裏表紙の下（めくれ、シール跡）です。