グルーナ・ルンデンの紹介
「北欧の伝統」をテーマに、その土地の文化を伝えるもの、ぬくもりが伝わるハンドクラフト
-そんなアイテムを揃えました。

スウェーデンへ。そして、きっかけ。
ある時、スウェーデンの伝統音楽に魅せられ、繰り返し足を運ぶよう になりました。
そしてスウェーデンの伝統楽器ニッケルハルパと運命的な出会いが あり、人生を左右する人との出会いもたくさん… 本格的にスウェーデンで伝統音楽を学ぶことに。
「誰が一番フォーキッシュ?」
森や草原、牛やヤギに囲まれスウェーデンで音楽生活していたその頃、ニッケルハルパ仲間でよく話題にしていたのが 「誰が一番folkish?」
folkish(フォーキッシュ)という言葉は一般的ではありませんが、フォーキー、フォークロア(民俗調)という意味で、ちょっとした遊び心を入れ面白く使っていました。
スウェーデンを始め北欧では、古いものを大事に長く使います。また自分で身に着けるものは自分で作る。
出身地域の伝統柄を折り込んでみたり、伝統と遊び心 もたっぷり。
当時の友人は、クラスの全員にビーズで伝統パターンの刺繍をほどこしたふわふわニットのリストウォーマーを編んでプレゼントしてくれました。今では宝物です。
さて、その友人はフォーキッシュ度が高いという評判でしたが、そんなフォーキッシュオーラがたっぷりなのは誰なのか?というのが皆の関心事だったのです。
お店のこと
そうしたフォーキッシュ目線でみて、北欧のキラキラした、伝統も感じられ、手にした人がほっとする、そんなコモノたちを紹介しよう!と始めたのがこのグルーナ・ルンデンです。
イマドキなデザインの製品でも、カワイイだけでない、その土地、その文化を表している!と感じさせるものはどんどん取り入れていきます。
そんな素敵なコモノ達をこのオンラインストアで紹介していきたいと思っています。
folkish! projectとは
folkish! projectは「伝統やぬくもりを感じるモノを提案」というお店のコンセプトです。
新鮮な驚き、感動をこめてfolkish!と「!」をつけました。
そうして北欧のフォーキッシュなコモノを紹介していこうとする中で、日本人として発信できるフォーキッシュなものは何だろう?と思い始めました。
そこで、ハンドメイド作家ticcoさんとコラボでfolkish! project発、和のコモノを制作。 津軽こぎん刺しの手法や図案、和の古典柄などから工夫を重ね、第一弾はピアスです。
お店の名前の由来
スウェーデン滞在中、自転車で森を抜け隣の村へ毎週通っていたある春の日、木々の間から陽が差し込み、森にスポットライトがあたったように輝いていました。
まるで絵画のよう!
思わず自転車を止め、その様子を写真に。そして、しばらくその場を立ち去れずにいました…。
店名Gröna Lunden(グルーナ・ルンデン)は「緑の木立」という意味です。
その時の森の様子を話し、画家MiTsueさんに描いてもらった絵を冒頭のショップデザインに使用しています。

-MiTsue -painter-
感性のおもむくまま、その時浮かんだモノ、その一瞬をとらえ描く。
作品:ネオンの街
そして、実は店名と同じ"uti gröna lunden"で始まる、とても古い歌があります。
その歌は、スウェーデン、ダーラナ地方モーラに伝わる歌で、また、モーラはスウェーデンの伝統音楽を保存、継承していこうという運動がおきた地でもあります。
Gröna lundenグルーナ・ルンデンには、さまざまな意味がこめられているのです。
スウェーデン、ダーラナ地方モーラに伝わる歌
Långdans från Mora(trad.)
//Uti gröna lunden där dansar ett par ://
//Den ena var vännen den andra var jag ://
夏至祭でモーラを旅すると、きっと耳にするはず。
どこか懐かしい、そして素朴なメロディです・・・。