スウェーデンから届いた手編みのミトン
スウェーデン、ロヴィカ村の伝統的なミトンの手法とデザインを用いて、スウェーデン人ニッターが手編みしたミトンです。
伝統的にはウール100%の毛糸を使用しますが、このミトンはさらに柔らかく心地よい肌触りにするためアルパカ混の毛糸を使用し、そして伝統にとらわれず色のバリエーションも増やしました。
色違いでウール100%のミトンもあります。
なんといっても、このふわふわのミトン!手を入れた瞬間ほっとするような気持ちよさがあり、思わず頬ずりしたくなる滑らかさがあります。
ふっくら柔らかい毛糸で丁寧に編まれ、見たままの優しく暖かい肌ざわり。
何度も水洗いし専用のクシで毛羽立たせ目を詰まらせているのです。
同じ色で装飾をダークグレーにした落ち着いた配色の男性Mサイズ(女性Lサイズ)もあります。
ロヴィカ・ミトンのお話
ロヴィカ・ミトン(スウェーデン語Lovikka vantar)は、ロヴィカ村に伝わる伝統的なミトンです。
編んだミトンを何度も水洗いし表面にブラシをかけ毛羽立たせ、手首を折り返して独特の装飾をほどこします。
このロヴィカ村というのは、南北に細長いスウェーデンの北の地、フィンランドの国境にも近いトルネ谷にあります。
この北極圏にあるエリア一帯はラップランド(Lappland)と呼ばれ、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアにまで広がり、北方民族サーミ人(サーメ人)が住んでいます。
この伝統的なロヴィカ・ミトンに使われる鮮やかな装飾の色「赤、青、黄」は、サーミの民族色なのです。
注)この装飾部分の参考写真は商品ではありません。
そして、このミトンがどうやって生まれたか、こんなお話が残っています。 (Tekniska museetより要約)
今から100年と少し前、1892年のある日、ロヴィカ村に住むエリカ・アイッタマーErika Aittamaaが、ある男性に暖かいミトンを編んでほしいと頼まれました。 そして、できるだけ分厚いミトンを編んだそうです。ですが、そのミトンはごわごわして硬く使いにくかったと文句を言われてしまいました。
考えた末、何度も水で洗い表面にブラシをかけ毛羽立たせ、柔らかくて気持ちよい、そして暖かいミトンを作ったのだとか。 その後、評判が評判を呼び、その村を代表するミトンとなったのだそうです。
ロヴィカ・ミトンのタッセルは、雪で濡れたミトンを結んでフックにかけ、暖炉で乾かすためにつけたのだとか。
なんとも実用的!
見た目にもフォークロアなアクセントになっています。
つり下げた様子。※イメージ写真です。
サイズ
女性M-Lサイズ ※女性Mサイズより大きめ。
このミトンは立体的な厚みがあり、毛糸もよく伸びるためゆとりのある作りです。
総丈:26cm
親指:7cm
横幅:9.5cm
親指付け根〜先端:12cm
色:ライトブラウン 装飾:赤、水色、レモン色
素材:アルパカ25%、メリノウール50%、アクリル25%
ご注意:このミトンは水洗いの過程で香りをつけています。かすかな香りですが気になる方はご注意ください。
手洗いや日常使いするうちに香りは徐々に落ちます。
※平置きした状態で測っています。多少の誤差については予めご了承ください。
※PCモニター設定などにより色味が実際と異なる場合があります。
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